庄原市東城町千鳥別尺ヤマザクラ

2021年_4月19日

小奴可駅の近くから千鳥別尺のヤマザクラを見物に

 

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前々から庄原市東城町のヤマザクラを見たいと思っていたんですよ。
ここのサクラは、東北地方と同時期に咲く。広島県でも一番山奥にあるからね。
東城町にはエドヒガンとヤマザクラがある。どっちも古木なのですよ。ただ、エドヒガンのほうが先に咲く。遅れてヤマザクラが咲く。同じ日に両方を見ることは出来ないのだそうな。
東城インターから小奴可までやってくる。どこに駐車しようかな。
国道314号線にちょっとした膨らみがある。ここなら迷惑をかけることはないだろう。
はるか岡山県の倉敷で高梁川が瀬戸内海に流れ込んでいる。高梁川の上流で成羽川が合流している。その成羽川が東城の市街地を流れて、今、目の前を流れている。
成羽川、小奴可二号橋、この橋のたもとの膨らみに駐車したのだ。
いざ、出発、新しい道が完成している。県道448号線が拡幅して完成したのだ。そっちは置いといて、小奴可おぬか駅のほうへ向かおう。
JA庄原の小奴可支店がある。ここの駐車場を拝借してもよかったかな。無理して国道の狭い膨らみに駐車しなくてもここにあったのに。
この近所を自転車で走ったのは3件あります
2008年_9月17日 県境、広島、島根、鳥取、岡山、ひとまわり
2011年_7月31日 庄原市、西城から東城へ時計回り
2018年11月_7日 高梁川支流成羽川、ここから成羽川が始まる
JR小奴可駅とはここなのか。道後山観光という、観光バス・タクシーの会社があって、駅の管理はそこに委託されているのだそうな。
この駅では、列車ダイヤは往復それぞれ3便、一番寂れている区間なんだよ。
芸備線の区間では、備中神代~東城、往復それぞれ6便、東城~備後落合、往復それぞれ3便、備後落合~庄原、往復それぞれ5便、庄原~三次、それぞれ7便、三次からは激増、こんな具合になっている。
赤字を問題にするなら、東城~備後落合の区間が真っ先に俎上に上がるだろうね。
ここのタクシーを利用したことがある。山の中でパンクして、どうにもならずここのタクシーを呼んだのだ。
2017年11月28日 東城・西城間を往復、通行止めあり、パンクあり
線路に沿って、新しくなった県道448号線に合流する
丘の上を駆け抜ける。この丘の頂上が小奴可の境界で、この先は違う大字になるのだよ。加谷という大字。低地に下りてまた坂道を登り始める。
廃校があって、旧小奴可中学校、中学校は統合されて、オール東城町で一本になってしまった。その旧中学校に近い峠がかなり抵抗する峠なんですよ。
坂道を下ると谷底になる。内堀うつぼりという大字で、流れている川が内堀川なんだよ。
ゆるい坂道を登ってシバザクラが道端に咲いている。森下農園入口と看板がある、そこはパス、すぐに峠に到着する。
峠の名前は不詳、千鳥手前の峠としか呼びようがない。内堀側は長い坂道だが、千鳥側は短い坂道で、谷底を駆け抜けて、県道12号線に合流する。
今まで来た道が県道448号線、今度は反転して県道12号線を通っていくのだよ。12号線は、東城を出発、ここを経て、県境を越えて岡山県に入り、岡山県道12号線、伯備線足立あしだち駅で終わりになる。
足立駅は、近くに石灰石の鉱山があって、石灰石を積み込む貨物駅として出発したのだ。今でも貨物駅であるのかどうか、そこはどうなんでしょうね。
県道をえいえいと漕ぎながら、谷底の道を観光客が歩いているのを見る。帰りはあの道を帰ろうな。
千鳥別尺のヤマザクラという案内看板を見る。ここで周囲を見渡してみるという動作を怠った。そのまま先に進んでしまった。もっと周囲を見渡さんかい。
なんだか山の中に入っていくよなぁ。国土地理院の2万5千図に別尺と活字があるあたり、そのへんに行こうとしているのですよ。
これは違うな、集落なんかありはしない。間違えた、引き返そう。
2008年_9月17日 県境、広島、島根、鳥取、岡山、ひとまわり
この県道12号線は前に自転車で通ったことがある。ただし、日が暮れて、自転車の乏しい灯りで走ったのだよ。覚えがある。引き返そう、引き返そう。
その当時は、自転車の灯りはフィラメント球だった。暗い灯りなのだよ。今はLED球なのだ。これは明るい。今の明るさが当然だと思わないでね。昔の暗さは知らないでしょう。ほんまに暗かったのだよ。
案内看板のところまで引き返す。県道から下に下りるのだ。谷の向こうにヤマザクラが咲いているのが見えているじゃないか。
坂を下りて、たんぼの道を登り直す。途中の臨時駐車場に自動車が置いてある。自転車ならこのまま進んでもええだろう。
そうも行かないな、ロープが張ってあって、自転車を持ち込むのもここまでだな
ヤマザクラは満開だよ。周囲はメッシュワイヤで囲まれている。垣根があるんですよ。人の侵入を防ぐだけじゃないな、イノシシの侵入を防ぐのが主目的だろうな。
イノシシの掘り返しは徹底的だからね、ヤマザクラの根を掘られたらえらいことになるだろうね。ミミズを探しているんだよ。ヤマザクラの根を狙っているわけじゃないけどね。
青森県弘前のサクラの開花状況が満開ということで、ここのサクラも満開、気候状況がここ東城千鳥別尺と似たようなものなのかしらね。
谷底のたんぼに沿った道を行く。県道から観光客が歩いているのを見たあの道だよ。昔々の街道はこっちだったんだろうね。今は、山裾に県道が付け変わっているいるけどね。
県道448号線に合流、来た道を引き返すのだ。千鳥と内堀の間の峠を越える。
内堀うつぼり川を渡る、橋の名前が清水舎しみずや橋、見るべき対象として上げているわけではない、ちょっとしたアクセントとして紹介しているだけなのだよ。
旧小奴可中学校跡の峠を越えて、そこから小奴可の境の丘陵はもう間近だ。越えれば、小奴可の盆地平野が広がっている。
白滝山が小奴可の西側にそびえている
2008年_9月23日 大規模林道、電線沿いに、白滝山(東城)
猫山が小奴可の北側に見えている
2005年11月16日 急斜面、霧の山頂、猫山の道
2009年_4月30日 急斜面、今度は快晴、猫山の道2
県道448号線も終わりで、国道314号線に合流する。
道の膨らみに駐車したが、そこのところまで帰ってきた。前々から千鳥別尺のヤマザクラを志していたが、今日は行ってみようと踏み切って、大正解だったよ。

 

標高 隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間の勾配
国道314号線 544m
旧小奴可中の峠 650m 106m 4027m 4027m 106/4027=2.6%
内堀川 568m 82m 5382m 1355m 82/1355=6..1%
ここで引き返す 667m 99m 10674m 5292m 99/5292=1.9%
内堀川 568m 99m 16275m 5601m 99/5601=1.8%
旧小奴可中の峠 650m 82m 17679m 1404m 82/1404=5.8%
出発地に帰る 544m 109m 21110m 3431m 109/3431=3.2%

 

国道314号線 JR小奴可駅 小奴可境界での丘越え 旧小奴可中近くの丘

千鳥手前の峠 ヤマザクラへ、県道12号線 道を間違えた ヤマザクラはここから
千鳥別尺のヤマザクラ 千鳥から抜け出す峠 大字内堀の内堀川 国道314号線へ戻る
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