三次の神社、三和を行く、その1、三和の東半分

2022年_5月_8日

三和支所発、国道375号線沿いに今原八幡から上山八幡まで六社
もう一社、板木の厳島大明神を追加して、三和支所へ帰る

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります
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三次市内の神社巡りも三和の順番になってきました。
先に地図の上で図上演習するのだが、いろんな地図からピックアップすると、14社もあることが分かった。これは一日では終わらないな、二回に分けなきゃならないな。東半分・西半分に分けよう。
三次市役所三和支所に到着、ここの駐車場を借りよう。車から自転車を引き出して出発。
今日は東の半分を行こう。国道375号線に沿って進もう。美波羅川の谷を進もう。
三和支所は峠の上にあって、斜面を下る。国道に合流して、敷名市の信号交差点、ここは左折して下って行く。
国道を下って行くと、旧三次市と旧三和町の境界がある。そこまではいかない、三和町の最後の集落が今原、今原というバス停があって、バス停に地蔵堂がある、そこが分岐の辻なんだよ。
集落への道を漕ぎ登って行く。右手に鳥居が見えている。ここだ、ここだ。
鳥居の扁額を撮ったのだが、風雨での摩耗が激しいのか、ピントが狂ったのか、この扁額の写真はちょっと使えない。
えらくこじんまりとした祠だな。社前に石柱が立っていて、今原八幡神社とある
神主のクラスが神職二級正階とあるが、これなら大威張りで押し出してもええ位みたい。神主の職位位階を刻んである石柱を始めて見たよ。
国道まで引き返す。そのまま国道を進んで橋を渡る。橋の名前が広瀬橋。橋から最初の分岐を右に進む。山裾の道が続いている。鳥居が見えて参道が登っている
えらく急な傾斜で自転車を押して登る。途中で嫌になって、自転車を置いて歩きだけで登って行く。
鳥居があって扁額が掲げてある。鳥居を潜って中に入ると、社殿は意外に小さい。白壁に三つ巴の神紋が書かれている。普通、八幡神社の神紋は三つ巴なのだそうな。
鎌倉の鶴岡八幡宮のように鶴の神紋のものもあるけどね。
坂道を下って美波羅川を渡って南の山裾を進もう。
道から鳥居が見えている。鳥居に扁額があるが、ここは厳島神社と分かっているからそう読めるが、えらく崩し字で判読しにくいよなぁ。
祠がギラギラと陽に曝されている。背後の森を伐採してしまったのだよ。残念ながら、荘厳とか清浄とかにはほど遠いよ。やっぱり神社は鎮守の杜に包まれてこそだよねぇ。
かって山歩きで、台風に直撃されて全山倒木した神社に遭遇したことがある。神社の周囲が丸裸で背後には倒木が累々と重なっている。あれは無慚だったな。和歌山県の神社でした。
そのまま進んで、聖神社への分岐に差し掛かる。分岐を見分けるポイントは、ありません。五感を働かせてここじゃないかと見当を付けるしかない。
ここも坂道、ざっと7%の勾配だね。自転車を下りて押して登るしかない。
鎮守の森を見極めるしかない。見極めた、あった。ここには鳥居がない。集落だけの神社みたい。ここの集落名が聖地、どう読むのかは分からない。それで聖神社がここにあるのだろうね。
麓の道に引き返す。道を引き返して下流に進む。美波羅川を渡る八日市橋、ここは敷名市で、旧名が八日市だったんだろうね。
蛭子神社が見えてきた。扁額に蛭子とあるが<ひるこ>と読んではまずいだろう<えびす>と読むべきだろうね。敷名市・八日市の商売の神さん、えびす神社なんだろうね。
敷名市の交叉点を左に向かう。ここからは国道375号線を進むのだよ。
今日はそんなに交通が頻繁ではなかった。この道では毎度毎度トラックに脅かされるのだが、今日は轟音と風圧に悩まされることはなかった。
コンビニ・セブンイレブンを過ぎ、物産館みわ375に差し掛かる。物産館の駐車場と隣りの駐車場の間に道がある。道を渡れば想田橋がある。想田とはこのへんの小字の名前なんだよ。
橋を渡りながら見ると小山が見えている。あそこに登るんだな。
上山八幡神社公園がある。昔は馬場になっていて、草競馬をしたものだそうな。その中を抜けて行くと峠となる。峠には鳥居がある。鳥居には扁額が掲げてある
鳥居の真向かいに別の鳥居がある。御旅所と案内がある。祭礼の時、神輿がここまで来るということなんだな。
この先は自転車には向かない、歩いて行こう。勾配が15%か16%で、舗装路を歩くには靴底にビンディング金具が付いているので歩きにくい。
大きな神社で、真向かいに神楽殿があり、中庭には鉄骨支柱が常備されていて、神楽の時にはテントで雨除けするようになっている。
今日は総代の集まりがあるそうで、次から次へと軽トラが登ってきた。
さて、鳥居前から今度は南に進む。来るときは北からやってきたのだ。
国道に出会うと、そこは旧上山村の中心地で、ここに村役場があったのだ。旧三和町は、上山地区と敷名地区、板木地区が合併したのだ。それで三和町と美称を名乗ったのだ。
国道を離れて峠越えの道を進む。上山地区と板木地区の峠を越える。峠を下って、みわ文化センターまで進む。
みわ文化センターの裏を通って、たんぼの中を進む。大きな街道の交差点を左に進む。たんぼに沿って山に向かっているのだよ。
もうくたびれちゃったよ、自転車を漕いで登るなどできるもんじゃない、下りて押して登って行く。
たんぼが尽きて山際になったあたりで道を下って行く。すぐに赤い鳥居が見えてくる。厳島大明神と扁額がある
厳島神社と名前があるのに、大明神とは変じゃないかい。江戸時代当時、神社も明神も権現もあんまり区別しなかったのだそうな。口調と勢いで大明神と口ずさんだものらしい。
今も清浄な境内で、近所の世話焼きが集まっているようだよ。
さぁ、下ろう、下りの坂道はあっという間に谷底まで届く。この川は上板木川、下流で板木川となり、志和地駅で可愛川に合流する。
県道に出て、三和支所まではもうすぐ、ここからの坂道は漕いで登れる。やっと帰ったぜぇ。ほぼ平地を行くと思っていたが、なんのなんの、けっこう坂道を上り下りしたよ。
前に通った自転車のコース
2008年10月18日 三次市、南の半分 その1
2012年_6月10日 美波羅川、水源地まで探索、往復
2018年_7月_9日 三次市三和町、大力谷を行くも、山抜けで通行止め
2019年_5月17日 世羅町から三次市三和町へ、往復
2019年_6月10日 美波羅川、水源地まで探索、往復 2
2020年_3月20日 三次市三和町から豊栄飛行場、下り坂で転んで骨折
2020年_5月21日 江の川、太田川、沼田川、それぞれの分水嶺(自転車落車骨折事件へのやり直し輪行)
2020年_7月_2日 三次市三和町、境界全部

 

  標高   隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間の勾配
三次市役所三和支所 344m
敷名八幡神社麓 288m 56m 7378m 7378m 56/7378=0.8%
敷名八幡神社社殿前 310m 22m 7580m 202m 22/202=10.9%
敷名八幡神社麓 288m 22m 7782m 202m 22/202=10.9%
上山八幡神社 389m 101m 15198m 7416m 101/7416=1.4%
上壱での国道375号線 340m 49m 16102m 904m 49/904=5.4%
上山板木の境界の峠 396m 56m 17403m 1301m 56/1301=4.3%
みわ文化センター 329m 67m 19298m 1895m 67/1895=3.5%
厳島明神社 364m 35m 20328m 1030m 35/1030=3.4%
上板木川 324m 40m 21076m 748m 40/748=5.4%
三次市役所三和支所 344m 20m 21302m 526m 20/526=3.8%

 別ページ、轍のページに、断面図=プロフィールマップがあります。傾斜の凹凸はそっちのほうがより感覚的に理解できると思います。

三次市役所三和支所 今原八幡神社 敷名八幡神社 厳島神社
聖神社 蛭子神社 上山八幡神社 厳島明神社
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