三次の神社、作木を行く、その4、落ち穂ひろい

2022年10月14日

江の川沿いの大津出発、天満宮、権現神社を経て、引き返す

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

 
三次の神社もほとんど巡って、今は作木を巡っております。
順番に巡っていますが、取り残したり、行けずにそのまま、というのが幾つかあります。今日はその落ち穂ひろいに行ってきます。

2021年_9月12日 三次の神社、作木の迦具神社、本社も分祠も全部
2022年_9月12日 三次の神社、作木を行く、その2、川沿いの道

2022年_9月22日 三次の神社、作木を行く、その3、大津から岡三淵
前回、道が荒れていて、ロードバイクでは無理な道なので行くのを諦めた、それが江谷の奥の天満宮。
どこから行っても山の上の集落で、距離的、時間的に最初から行くのを諦めたのが、矢田の八幡神社。
近くまで行ったのに勘違いで行けなかったのが常清滝の権現神社。
前回と同じく、大津のゲートボール場の駐車場に車を止める。ひところはゲートボールに人気が沸きましたよ。ところが、高齢化し、人口も減ってきて、もう人数を集める競技は出来なくなってきた。
駐車場はスカスカです。ゲートボールのグラウンドには農機具が鎮座し、川漁を取る網が干してある。
出発しよう。江谷川に沿って登って行く。江谷の集落で道は二分する。直進すれば岡三淵、橋の手前を曲がって江谷川に沿って登って行く。
事前に図上演習を重ねたんですよ。ところがね、現地で谷向こうの道を見ると、あれが目指す道だな、と思い込んでしまう。勘違いなんですよ。図上演習の効果は台無しだよね。
標識に従って進んで行く。一番幅広の道を進めば間違いないだろう。
天満宮の鳥居が見えてきた。神社は谷向こうにあるのだ。
幅広の道から横に渡る道がある。道はそのまま神社に向かっている。
これが天満宮なのだ。宮本谷の天満宮、保田集落の天満宮、どっちの名前で呼べばええのかな。
谷の真ん中の道を下りる。鳥居への道は潰れているみたい。神社の中庭に直接乗り込んでいく道がメインとして使われているようだね。
図上演習のコースではなく、現場での印象の道を行く。交通標識のある交差点まで下りていく。トタン板の広告がある。自動車バイク産業機械の宮口技研、婚礼家具の河野家具店。
島根県邑南町の旧羽須美村口羽なのだよ。ここは三次の商圏ではないのだ。江の川の対岸の商店が幅を利かせているのだ。20年前には国道375号線が未整備だった。ここから三次は遠かったものね。
坂道を登り、林の中に入って行く。後ろから軽トラが追いかけて来る。
あんたぁ、どこへ行きんさるんの。矢田やたへ行く?そりゃぁ矢田やだじゃがのぉ。この道は違うとるよ。ここは野田谷、この先は式トンネルの西側出口へ出るんよ。
八幡宮まで行きんさったんかいね。それなら、そのまま幅の広い道を行きゃぁええのに。その先に矢田への道があるけぇのぉ。
わぁ、有難いな。軽トラの人が、見るに見かねて声を掛けてくれたんだろうな。図上演習の効果がワヤだがな。もっと性根を入れて地図読みしなきゃならんな。大いに反省。
再び交通標識のところまで戻って、天満宮への渡り道のところまで戻る。
江谷と砂井谷を分ける峠を越える。少し下ると大判トンネルがある。
トンネルの真ん中で対向車に出会った。めったに通らない車にトンネルの中で出会うとはね。これは東側出入り口の大判トンネルとの銘板
トンネルから東斜面は急傾斜の下り道だよ。いっぱいにブレーキを効かせて下りていく。この道は当時作木村での工事だろうが、恐らく政府の補助金でやったんだろうね、村単独では出来るわけもない。
やっと谷まで下りてきた。砂井谷、この谷の出口は式集落、式トンネルの東側に出るのだよ。ここは上流に向かう。
川沿いの道が山沿いの道へと分かれている。
砂井谷から小谷へと進む峠を越える。
この先の交通標識、めちゃめちゃ悩んで考えたんですよ。港とは川の駅の集落だよなぁ。落合とはどこを指すんだろう。江の川とどこかの川との合流点だろうか。
さんざん考えて、港の方向を目指すことにしたんですよ。
峠を越えて、谷へ下る道との交差点に出る。ありゃ、この交差点に見覚えがあるぞ。この道は、ここから小谷へショートカットで下りていく道なのだ。それに従おう。
坂道を下りて、小谷に沿う道と合流した。
さっき悩んだ道のことなんだがね。
落合を目指す方向に進めば矢田に進む分岐に行けたのだ。道を間違えたから、分岐を迂回してしまったのだ。悩んだ末に間違った道に進んだのだ。反省のために地図を置いて大いに口惜しがろう
小谷を下りて行きながら、ここに矢田への道がある。もうちょっと進んで、ここにも矢田への分岐がある
ただし、最初の道は2万5千図にもある道だが、次の道は地図に記載されていない道だ。自転車で行けるかどうか、そこは心許ないよね。
小谷川は作木川に合流する。作木川を渡る橋が出口橋、このへんの集落名を落合と言うのだ。前回、ここが落合と認識しながら、今回、落合を思い浮かべなかった、それが失敗のもと。
県道62号線を進んで、作木川を下って行く。
ここが常清滝、作木支所への分岐なんだよ
三次市役所作木支所には行かずにさらに坂道を登る。道の分岐、前回、ここで勘違いして引き返してしまったところだ。今日はそのまま進んで行く。
これが権現神社、昔ここに来たことがあるが、思っていたのとは違うなぁ。石段の上に拝殿があって、さらに石段の上に本殿がある。
さて、引き返そうか。
県道まで下りて、港集落の川の駅を横に見て、江の川沿いに下って行く。
式トンネルを潜る。式トンネルの東の谷、西の谷、それぞれの上流を踏んでいるので、今となっては位置関係がよく分かる。
両国橋が見えている。江の川の右岸は備後の国、左岸は石見の国なのだよ。だから両国橋。
両国橋を渡ると、旧三江線の口羽駅、大津からの奥の集落でトタン板看板を見たのを思い出そう、その商店街があるのだよ。
恐らくあの看板の設置時期は40年から50年前、高度成長期の時代だろうな。今でもあの店があるかどうか、そこは果たしてどうでしょうか。
ゲートボールの駐車場まで帰ったよ。行けなかった神社があるが、それはもう諦めよう。これで三次の神社シリーズは終わりにしよう。
前に通った自転車のコース
2008年_8月18日 作木カヌー公園、高丸林道、常清滝
2008年10月_2日 三次市、北の半分
2009年_4月_7日 江の川中流域、三次から県境まで往復
2016年_4月20日 JR三江線沿線、石見川本から三次まで
2019年_9月26日 江の川中流域、三次から県境まで往復 2

 

  標高   隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間の勾配
大津 106m
宮本谷の峠 338m 232m 7824m 7824m 232/7824=3.0%
砂井谷 224m 114m 9381m 1557m 114/1557=7.3%
光守のてっぺん 345m 121m 11375m 1994m 121/1994=6.1%
常静滝分岐 124m 221m 18303m 6928m 221/6928=3.2%
権現神社 167m 43m 18912m 609m 43/609=7.1%
大津 106m 61m 25195m 6283m 61/6283=1.0%

 別ページ、轍のページに、断面図=プロフィールマ ップがあります。傾斜の凹凸はそっちのほうがより感覚的に理解できると思います。

江の川沿い大津集落 江谷分岐 宮本谷天満宮 道を間違えた
大判トンネル 砂井谷出合 大畠光守分岐 小谷へ反転
小谷川出合 出口橋 権現神社 両国橋
自転車インデックスに帰る
2022年リストへ帰る
トップページに帰る