三次市吉舎町、宇賀峠から出て安田峠から戻る

2021年_3月_8日

西端の吉舎から東端の梶田、北端の安田から戻る

 

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傾斜の勾配=%に注意が向くと、峠越えが気になってくるんですよ。
峠越えなど好きではないが、傾斜を測るには峠越えしなきゃならない、えいやっと腰を上げようか。
三次市吉舎町、手頃な峠がある。前に坂道を登って、もう嫌なこったと悪態をついた峠がある。そこへ向かおうか。
吉舎の市役所支所に駐車するつもりだったが、工事中で、駐車場は資材置き場になっていて、離れたところの空き地が臨時駐車場になっている。ここへ置かせてね。
いざ、自転車を走らせ始める。国道184号線に出て、最初の信号が上下分かれ、ここを左折する。県道27号線を行くのだよ。
ここはどんどん登って行かなきゃならない。振り返ると、吉舎市街が見えている。谷間を埋める民家の密集が見えるでしょ。
登り坂では脚を突かない、これに命を懸ける自転車乗りが多いけれど、わたしはそんな縛りは受け付けない。
第一、写真を撮るには止まらなきゃならないし、夏には汗も拭く、ブユがたかってくると手の平でパチンパチンと叩いて退治する。それを理由に自転車から下りる言い訳に使っているかもね。
ぐるっと大きなカーブを巻いて、谷のこっちの山裾から向こうの山裾に移っていく。ダンプや大型トラックが多いこと。彼らにしてみれば、自転車は邪魔な存在だろうねぇ。
高速道路の尾道道の法面が広がっている。高速道路の追い越し区間に当たるのだと思うよ。
甲奴町との境界となる。高速道路の高架橋の下に境界看板はある。
峠の頂上から吉舎側に踏み込んだところが境界となっている。鎌倉・室町期、甲奴側の地頭の勢力が強かったんだろうね。それとも、あまりに山の中だから吉舎の地頭が手を抜いたのか。
宇賀峠のてっぺんでちょっと休憩、ここに宇賀峠との標識はないが、高速道路の尾道道には宇賀峠と標識がある。したがって、下道の峠も宇賀峠と決定。
2008年11月17日 三次市、南の半分 その2
2014年_9月_2日 石見銀山街道、三次・銀の道2、三次~甲奴
2020年_8月16日 旧甲奴郡をもっと詳しく、甲奴町を中心に、その3
今まで宇賀峠を越えた履歴です。
短い下り斜面を下りて、宇賀小学校跡、今は宇賀コミュニティセンターに変わっている。ここの交差点を南に向かえば甲奴インターチェンジがあるのだ。
直進して、東の方向へ向かえば、梶田の集落に出る。梶田大橋がJR福塩線と上下川を跨いでいる。今日は梶田大橋は渡らないのだ。
広島県のやまなみ街道サイクリングロードの灰塚レイクサイドコース、Y-5、そのマークが道路にプリントされている。そのマークに従って踏切を越える
あとは上下川に沿って下っていくのだ。福塩線の鉄橋があるあたりが岩が露出して荒瀬になっている
鉄の棒が立っている。このあたりが甲奴町と吉舎町の境界なのだよ。今は看板が失われているが、棒の曲げ具合から判断すると、この鉄棒で看板を支えたのだろうと思うよ。
備後安田駅、JR福塩線の駅なんだよ。駅構内は広く、かっては貨物扱いがあったのだろうと想像できる。
安田峠と灰塚ダムと、道は二股に分かれている。これから坂道を登らなきゃならない。
宇賀峠でかなり交通量が多かったが、こっちはそうでもない。車道中央によろよろと食み出したとしても危険なことはない。
自転車及び歩行者専用の道がある。県道改良で直進の道にしたのだ。残された旧道を自転車歩行者に充てたのだ。車道を自転車がのたうち回って進むのは自動車には迷惑だろうね。
落ち葉が積もり、枯れ枝が散乱して、自転車には漕ぎにくい道だよ。安心安全と比較するとどっちがええかね、と聞かれると、安心安全と答えなきゃしょうがないね。
安田峠の頂上まで到着した。ほんとはね、この峠は、安田峠、とみし峠、どっちなのか判然としないのですよ。たぶん、安田峠じゃなかろうかという推測です。
2012年_7月31日 福塩線、塩町駅から甲奴駅、往復
2016年_5月12日 JR福塩線沿線、府中から三次まで
2019年_1月30日 福塩線、塩町駅から上下駅、往復
安田峠を越えたのはこれだけある。
こっちが富士とみし山への道、山頂近くまで車道が来ているので登山対象の山ではない。いいえ、登ってみました。かなり登り甲斐のある山です。
2019年_5月_1日 近郷近在、富士山、ふじさんじゃない、とみしやまと読む 帰りは自転車を使って
2019年_5月13日 近郷近在、富士山、×ふじさん、〇とみしやま、その2、失敗の巻
2019年_5月22日 近郷近在、富士山、×ふじさん、〇とみしやま、その3、成功の巻 
帰りは自転車を使って
あとは下るだけ、ブレーキを掛けながら下っていく。
再び尾道道の高架橋を潜る。いつも思うことだが、あのような細い脚でよく保つもんだねぇ。
吉舎の市街まで帰ってきた。ここはJR吉舎駅に一番近い交差点、左折して吉舎の中央に進んでいく。
この橋が毘沙門橋、橋を渡って市街地に入っていく
商店街と言いながら、開いている店が少ない。午後一時半から開店します、との張り紙のある店もある。
裏道から臨時駐車場に戻るには、ちょっとマゴマゴ、路地を進むので見当違いの道を進んでしまった。
宇賀峠から安田峠、全体のコースは思ったより全然短かった。

 

標高 隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間の勾配
スタート地点 215m
上下分かれ交差点 218m 3m 378m 378m 3/378=0.8%
宇賀峠 406m 188m 4442m 4064m 188/4064=4.6%
宇賀小学校跡 352m 54m 5455m 1013m 54/1013=5.3%
JR備後安田駅 255m 97m 13299m 7844m 97/7844=1.2%
安田峠 336m 81m 15144m 1845m 81/1845=4.4%
吉舎駅交差点 214m 122m 18211m 3067m 122/3067=4.0%
ラスト地点 215m 1m 19360m 1149m 1/1149=0.9%

 

吉舎支所、臨時駐車場 上下分かれの交差点 吉舎市街を振り返る 甲奴町との境界

宇賀峠 宇賀コミュニティセンター 梶田大橋 吉舎町との境界
JR備後安田駅 安田峠 吉舎駅に一番近い交差点 吉舎市街
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