JR福塩線沿線、府中から三次まで

2016年5月12日

三次駅から輪行して府中駅、そこから福塩線沿いに引き返して三次まで

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+-でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください

 

画像をクリックするとそのままそこだけ拡大表示されます
Microsoft Edge のユーザーは、画像・テキストにちょっと触れてください、その効果で、ポップアップページは消えます
Internet Explorer Google Chrome Mozilla Firefox のユーザーは何もしなくてもポップアップページは消えて行きます

 

前回、惜しいところで発車時刻に間に合わなかった。福塩線はあきらめて、予定の第二候補の芸備線に乗って、備後落合駅から自転車で戻ったのが前回のことです。
今日は時間に余裕を持って朝出かけた。ちゃんと間に合ったぞ。
始発の三次から終着の府中まで通して乗ると、面白い事が判って来た。
塩町駅で降りる高校生はいない。このキシャの時刻が早過ぎるのだ。次発の芸備線のキシャで十分間に合うのだ。
吉舎駅でどっと降りて行く。その前後からどんどん高校生が乗り込んできて上下駅で降りる。吉舎駅からぼつぼつ、上下駅から段々と増えてきて、座席がいっぱいになって府中駅まで高校生が降りて行く。
塩町駅=三次青陵高校、吉舎駅=日彰館高校、上下駅=上下高校、府中市=府中高校、府中東高校、戸手高校。制服の違い、態度行儀を見分けながら眺めていました。
府中駅に到着、輪行袋を畳んで、さぁ出発しよう。
府中駅の次の駅が下川辺駅、ここの周辺は何度も通ったが、袋小路のようなところにあるので、下川辺駅を見たのは今日が始めてなのだ。
下川辺・中畑間で、キシャが府中方面に走って行くのを見た。このキシャに乗ったのでは学校には遅刻するね。
次の駅が中畑駅なのだが、渡る橋も吊り橋・木橋で、駅があるのが不思議なくらいの秘境の駅なのだよ。どこで川を渡ればええのかも判らないので、中畑駅はパスする。
河佐駅に到着、ここで情報収集、府中市役所の職員が巡回パトロールしているので聞いてみる。
「八田原トンネルにエレベーターがありますよね。そのエレベーターに自転車は積め込めますか」
「地元の人間でも、案外そのようなことは知らんのです。エレベーターに乗ったことがない。お役に立てなくて、どうもです」
ダム堰堤の下まで行って、エレベーターに乗れなければ引き返さなきゃならない。リスク回避だね。トンネルが多いけど県道を行こう。
自転車の坂バカがいるが、わたしはそれには参加しない。無理して漕いで登るのは避けることにする、素直に自転車を押して歩きます。
六郎木トンネル、塚丸トンネル、八田原トンネルと続いて、やっとダム堰堤の高さまで登って来たわけだ。幸い、トンネルの中で自動車には出会わなかったので、怖い思いはしなくて済んだ。
水没した八田原駅の駅名看板がここに残っている。駅本体はダムの底に沈んでしまっているのだ。
ダム湖の水面が見えていて、ダム管理事務所が舟でパトロールしている。波紋が舟の後ろに続いて、なかなかええもんです。
八田原トンネルの出入口が見えてきた。もともとは川沿いに線路があったのだが、ダムで水没して、トンネルを掘って線路を移転させたのだ。
ここが備後三川駅、福塩線開業100周年とあるが、三江線に続いて、廃線も心配しなきゃならない。
備後矢野駅、朝、列車の行き違え交換をしていた。待ち合わせとも言います。駅構内に上下線路2線があるのは限られた駅だけなのだ。
備後矢野駅から次の上下駅までは坂道が苦しい。無理して漕がない。降りて押して歩くことにする。ここを登り切れば、上下の街が陰陽の分水嶺、芦田川流域と江の川流域の分水嶺なんだよ。
上下の街で、ちょっと外れまで行ってみよう。ここが翁座、芝居小屋であり、映画館であり、今は資料館的に保存してあるだけだが、旧金毘羅大芝居「金丸座」のように芝居に使える日が来るのだろうか。
ここが上下駅、府中と三次とのざっと半分というところでしょうか。
おや、ここではキップを売っている。ただし、蕎麦屋のレジと一緒で、キップの販売を委託しているもののようだ。こういうの、有人駅なんだろうか、無人駅なんだろうか。
甲奴の通りの道幅は狭くて、白線と溝蓋の間が狭い。トラックから思い切り警笛を浴びてしまった。白線の外を走っているのに、そこまで威嚇的に邪魔扱いしなくてもええじゃないか。
甲奴駅、それほど重要な駅ではないよ。前に福塩線沿いを行ったことがあるのだが、甲奴駅・上下駅間が欠けていた。その欠けた部分を繋いだ、わたしとしては、そういう意味があるのです。
梶田駅、道から離れているが、階段を登って駅のホームに上がってみる。寄ってみただけ。
次が備後安田駅、バイパス・新道が駅から離れて通っている。自動車で通る限り、駅に寄ってみようとは思わない駅だよね。駅の改札から線路の向こうにバイパス・新道が見えている。
この先が峠なのです。ここも降りて押して登って行く。ここの峠の名前は何と言うんだろうな。無いのなら、仮の名前を与えよう、とみしの里峠と呼ぼう。峠の上が三叉路で、その道はとみしの里へ向かっているのだよ。
峠を下って吉舎の街へ降りて行く。吉舎駅は少々めんどくさい。坂道の上にあるんですよ。自転車を押し上げてまで、わざわざ寄って行くほどの駅じゃないよね。パス。
次が三良坂駅、駅前はただいま工事中で、商店街の一部を立ち退かせて、駅前から馬洗川に橋を架けて、駅から国道まで突き抜ける工事を施工している。しばらく来ないうちに、こんな大変化を起こしているとは驚きだ。
塩町駅、一応ここまでが福塩線なのだが、キシャの編成は三次駅まで続く。行先は塩町駅ではなく、三次駅となる。
踏切から芸備線・福塩線の分岐を見てみる。右に行けば福塩線、左に進めば芸備線なのだよ。
神杉駅、八次駅と続くが、そこは芸備線のうちなので寄らずに通過する。
終点三次駅、駅前のモニュメント越しに駅舎を見ております。
参考 重なっているコース
2008年_8月_1日 馬洗川水系芋面川
2008年10月18日 三次市、南の半分 その1
2008年11月17日 三次市、南の半分 その2
2008年12月23日 岳山、周辺を一周
2009年_9月13日 広島中部の甲山・上下を往復
2009年10月16日 久井の岩海、矢野の岩海
2009年11月_6日 世羅高原ふれあいロード(世羅広域農道)
2010年_4月19日 旧甲奴郡(総領町、上下町、甲奴町)
2012年_4月10日 馬洗川水系芋面川2(芋面川から美波羅川)
2012年_6月10日 美波羅川、水源地まで探索、往復
2012年_7月31日 福塩線、塩町駅から甲奴駅、往復
2012年_8月24日 馬洗川の源流を探る
2012年_9月13日 福塩線、上下駅から府中駅、八田原ダムも
2013年_4月19日 八田原ダム、湖岸に沿って一筆書き
2014年_2月21日 芦田川、府中から八田原ダム、中流部を行く、その2
2014年_3月_1日 芦田川上流部、八田原ダム、三川ダム、甲山、その3
2014年_9月_2日 石見銀山街道、三次・銀の道2、三次~甲奴
2016年_3月20日 JR芸備線沿線、三次から下深川まで
2016年_4月20日 JR三江線沿線、石見川本から三次まで
2016年_4月30日 JR芸備線沿線、備後落合から三次まで

 

府中駅に到着 府中駅前 キシャが見える 水没した八田原駅名
八田原ダム 上下、翁座 上下駅 甲奴駅
(仮称)とみしの里峠 高速道路尾道道 福塩線芸備線の分岐 三次駅

 

自転車インデックスに帰る
2016年リストへ帰る
トップページに帰る