緑資源幹線林道 布野から作木へ その4

2016年7月14日

布野支所から林道を走る、香淀まで出て、作木を貫く

 

詳細地図、地図上のどこで撮った写真なのか解ります
でも軌跡を示しています、高低を示す断面図も表示できます
縮尺は、右下の+−でお好みの尺度で見てください
使い方は、左上の[基本地図]の ▼ 白地図、航空写真、簡易地形図が選べます
Google Map では、使い方の変更が突然あります、逆らえません、従ってください

 

緑資源幹線林道というのがあります。施工は緑資源機構なんだが、組織の変遷があるんです。
前史があって、森林開発公団から始まって、他の組織と統合して緑資源公団が発足、その後、独立行政法人緑資源機構となり、緑資源機構の官製談合事件がバレてしまいました。
自分たちの天下り先を確保するための談合で、受注先と天下り先がセットになっていました。受注先が偏らないように、天下り先が維持できるように、入札を誘導していたんです。
世間は非難轟轟で、組織は解体され、森林総合研究所内の森林農地整備センターに縮小され、影響力は消えてしまいました。
緑資源機構が施工した幹線林道がありますが、悪名高い林道として世に知られています。その幹線林道を行こうという企画です。
比婆山池ノ段の麓から八国見山の麓まで進んだのが最初の回、そこから君田の櫃田まで進んだのが前々回、櫃田から布野への道は、山で道が途切れていると判るまでが前回のお話しです。
三次市役所布野支所の駐車場に駐車する。ここをスタート地点として使うのは、登山篇、自転車篇、何回もあります。
国道54号線に出て、ここが緑資源幹線道路の始まり、布野作木区間の始まりです。緑資源機構と看板が高らかに主張しております。
前に、太幸大山「近郷近在、三次市布野の多幸太山」、梶谷山岩倉山「近郷近在、三次市布野の岩倉山」でここを歩いたから知っているが、林道の傾斜はなかなかのものだよ。
便坂峠に向かう旧県道を横切って、梶谷山の山腹のあたりをよろよろとペダルを踏んで登って行く。
あかん、これ以上は踏んで上がれない。自転車から降りて押して歩く。
梶谷山に沿った坂道の最上部を過ぎて、岩倉山の山腹を踏んで登って行く。いっぺん押して歩くと、次の登りはもう気の張りを失ってしまう。押して歩きます。
下りになって、谷の埋め立て部分を進んで行く。谷の頭からだいぶ押し出したところをショートカットして埋め立てたんだね。
進んで行くうち、えらく急激な屈曲点、スキージャンプの踏切りのようにガクッと下り坂になっている。
「7.0KM、もう少しです、お疲れさまです」と立札がある。帰ってから地図と照合してみると、布野の入口まで7キロ、作木の出口まで11キロの地点だった。布野まで7キロと告げているのだ。
銘板がある。平成22年度 幹線林道整備事業 幹線林道布野・作木区間 広島県とある。緑資源機構の名前はどこにもない。
高丸と道標が出ている。高丸とは、常清滝の背後にあって、ナシ園があることで名前を知られている。
香淀、布野と道路の案内標識もある。なんにも案内がなく無愛想そのものの道だったが、このような標識があると実に安心感が生まれてくる。
幹線道路から下に林道が登ってくるのが見えている。熊見発電所から高丸へ登る林道なのだ。「作木カヌー公園、高丸林道、常清滝」で登って行った道なのだ。
谷向こうに道が見えている。谷の頭で折り返して行く道なのだ。谷の頭の曲がり角に熊見と案内標識がある。舗装路ではなく、地道なのだ。あまり進みたい気が起こらないぞ。
また銘板がある。平成25年度 地域自主戦略交付金 幹線林道布野・作木区間 広島県、へぇぇ、予算出費の名目が違うじゃないか。
尾根を切り開いてショートカットしてある。切り開きと言うか、かち割りと言うか、これぞ土木工事という潔さだね。
またまた銘板がある。平成26年度 農山漁村地域整備交付金 以下省略。予算費目、予算名目がそれぞれ違うね。首尾一貫してはいないが、それでも継続していることは執念を感じるね。
ここで屈曲点、ここからは全部下り坂、急な傾斜で降りて行く。
途中、香淀、大山という道標があるが、香淀の方向を目指せばよろしい。
迦具神社に差し掛かる。迦具神社のイチョウが有名なのだそうな。樹の高さが県下3番目、葉っぱがラッパ状。観光案内で名高いが、こんなに谷の奥にあるとは思いもしなかった。
谷を抜け出したところに、緑資源機構の看板がある。
施工は広島県で、計画だけしか携わっていないが、それでも主張は主張、施工緑資源機構と名乗りを上げている。
この先、北広島町の新庄まで構想は続いているということだが、安芸高田市からは情報が途切れている。プランはあるが、実現はしていないのかもしれない。
情報源はね、オートバイ乗りのブログなんですよ。林道を走るのが連中の得意だから走った結果をブログにアップしている。この先はぷっつり無いということで、緑資源幹線林道はここまで、ということになります。
要所を抑える、ということで、JR三江線香淀駅まで行く。理由は単純、弁当を食べるのに適当な場所がない。香淀駅の待合室なら適当かな、と寄っただけです。
さて、帰ろうか。
作木の真ん中を抜けて帰ろう。川の駅常清から作木のメインストリートを登って、便坂トンネルのはるか手前で自転車を下りて押した。疲労が蓄積して踏ん張りが効かない。
便坂トンネルを過ぎて、布野に入る。三次市役所布野支所まで帰った。お疲れ、お疲れ、ごくろうさん。
 
参考 重なっているコース
2008年_8月18日 作木カヌー公園、高丸林道、常清滝
2008年10月_2日 三次市、北の半分
2009年_4月_7日 江の川中流域、三次から県境まで往復
2012年_3月20日 布野、作木、主要部ほとんど全部を周回
2014年_8月18日 石見銀山街道、三次・銀の道1、三次〜布野

 

三次市役所布野支所 緑資源幹線林道の区間の始まり 谷間を埋め立て 極端な下り坂の屈曲点
案内標識 谷の向こうに道あり ここからは下りだけ 迦具神社のイチョウ
緑資源幹線林道の区間の終わり JR三江線香淀駅 川の駅常清 便坂トンネル

 

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