三次の神社、川西、田幸、和田小学校学区

2021年_9月21日

川西、田幸、和田の順番に巡る

 

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前々回、酒屋、青河、神杉地区を巡った。そこに隣接する、川西、田幸、和田地区を巡ります。塩町中学校学区と言いたいのだが、神杉は既に巡っているので、塩町中学校学区とは言えないんだね。
川西の郷の駅、いつわの里に車を止める。車から自転車を引き出して、さぁ、出発するぞ。
国道を南に向かって、さらに峠を越えて行く。鳥越峠と呼ぶのだそうな。
峠を越えて、美波羅川の近くに鳥居が見える。鳥居の扁額には天満神社とある。天満宮と呼ぶことが多いのに、天満神社とは珍しいな。天神社とも言うよね。
石段を登って小山の頂上まで登ってみる。社殿があって、これは西に向かっているよなぁ。南西方向かな。
石段を下りて、川沿いに下っていく。この川沿いの道は自転車では何度も通った道なんだよ。自転車で鳥越峠を登ったのは今回が始めて。朝だから元気に踏んで登れるが午後なら押して登っているだろうね。
郷の駅の裏側に進む。通りかかった軽トラを止めて厳島神社の方向を尋ねる。行き過ぎていた、背後にあるのだそうな。酒屋の前の道を反転して登って行くのだそうな
登って、参詣道のような芝生の道が伸びている。自転車をここに止めて、歩いて登っていく。
鳥居があって、扁額に厳島神社、由来書きの看板があって、元禄の頃からの創建らしい。何度か引越しを重ねて今この地で定着した、この地は元川西小学校跡地なのだそうな。
社殿はそんなに大きくない。切妻の建物で、三若の氏神なのだそうな。北向きなのじゃなかろうか。
郷の駅の前を駆け抜けて、国道を行く。三良坂へ向かう県道61号線へ進んで行く。
山裾にうしとら神社があるのだ。どの道を入ればええのか、迷うね。水道施設がある、石原加圧ポンプ所と看板がある。この水道タンクの前の分岐を行けばええのだ。
鳥居には艮社と扁額がある。小さな社だが、境内の雰囲気は上々だよ。この宮も北向きだ。
国道に引き返す。橋を渡れば神社がある。国道から引っ込んだところに鎮座している。
鳥居があって、扁額の向きが逆なんだよ、入口側ではなく、社殿の方向を向いている。うっかりして扁額を読み損ねた。境内は草が繁り放題だよ。神楽殿があるが物置と化している。
石段を登って、社殿に向かう。社殿入口の向う拝が歪んでいる。右に傾いている。これでは先々途方もない修理費用がかかると思うよ。
掃除草取りも怠っているようだし、世話役組織が成り立たなくなっているのではなかろうか。
ここまでが川西地区、三次市に合併する前は川西村、川西村も合併で誕生した村で、なんで川西村と名前を決めたのでしょうね。
西川橋を渡れば糸井町で、田幸地区に入っていく。西川橋を渡ったところに鳥居が見えている。糸井の胡子神社なのだ。
石段を登ってみる。境内の草は繁ってはいるが、草刈りしてあって背丈は低い。こじんまりした社殿で、これならメンテの費用も大してかかりはしない。
糸井の交差点から国道を離れて県道430号線を進む。双三農免道が立体交差で上空を走っているところからすぐのところで鳥居が見える。
鳥居には大瀧神社と扁額がある。
瀧がないのに大瀧神社とは変でしょ。大嶽神社の言い換えだと思う。山の中の岩場を大滝と呼ぶことはちょいちょいあるからね。大きな岩を黒滝と呼ばれて面食らったこともあるしね。
石段を登れば草取りしてあって掃除してある。上の境内は綺麗に草取りしてある。これが社殿。よっぽど世話役組織がしっかりしているのだろうな。ここの社殿は東向きだよ。
美波羅川を離れて坂道を登る。峠の名前が才の峠、峠には賽の神がいるのだろうね。
塩町駅前に下りて、大通りを右に行ったり左に行ったり、あった、これがそうじゃないか、塩町恵比寿神社。神社の向かいの家に背中合わせで写真を撮っていると、犬が吠える。
犬が吠えると、家の人が出てきて、恵比寿の由来を語ってくれる。塩町は志幸の一部なのだがね、志幸の人が塩町で物を買わなくなった、隣の三良坂から卸してもらうようになった。
怒って、恵比寿神社を独立させたのだそうな。
恵比寿神社を志幸から塩町に動かした、どうだろうなぁ、建築費用からして現実的じゃない。氏子から志幸の氏子を排除した、これならあるかもしれない。
語ってくれたのはおばちゃん、おばちゃんのお父さんの時代のことなのだそうな。となると、戦後から高度成長期の時代だろうなぁ。塩町の最盛期の頃のお話しなんだろうなぁ。
どうだろう、この話の真意は、塩町は志幸から独立した、こういうことじゃなかろうか。
馬洗川を渡って和田に入る。田幸について語っておこう。大田幸、小田幸の旧村があり、近隣の村々と合併するのに、最大勢力なので田幸村と名乗るのに遠慮がなかったということだろうね。
和田地区は三次市合併前の旧村名は和田村、和知村と向江田村が合併して、一文字づつ取って和田村になったのだ。
国兼川に沿った道を遡って進む、街道に鳥居が建っている。扁額には八幡神社とある。坂の上には幟が立って、次の土曜日曜が祭なのだろうな。この坂道はとても漕いでは登れない、押して歩く。
社殿は西に向いている。地形上そうなるのだ。境内の前まで来たが、社殿の前に進むのが面倒になってきた。振り向くと、坂道が急だなぁ。自転車にブレーキを掛ながら下りるのが危険に思えてきた。
坂道の勾配を計算すると、10%だよ。転んだら痛いじゃすまないよ。横に伸びている道を進もう。水平に進んで、適当なところで街道に下りて行こう。
向江田の八幡宮の前まで来た。鳥居の前で考える。くたびれたな。もうええか、社殿の前まで進むのは省略しよう。鳥居の扁額だけ写真に撮っておこう
馬洗川を渡る。橋の名前が三和橋、三良坂の岡田村、向江田村、志幸村の三村を結ぶ橋で三和橋なんだよね。
橋の銘板が盗まれて、橋の名前が分からず、三和橋と橋の名前を探り当てるのにえらく手間がかかったのだよ。
小さな川があって、その川が旧三次市と三良坂町との境界になっている。橋の名前が八幡橋、橋から南を見ると小山がある。小山の上に八幡神社が鎮座しているのだよ。
小山の坂を登る、なんのこれしき、じゅうぶんに漕いで登れる坂道なんだよ。
鳥居があって、扁額には八幡宮、志幸一帯の氏神なのだよ。ここは八幡神社ではなく八幡宮なのか。今日だけで四つの八幡神社を巡った。なんで八幡さんがこんなに人気が高いんだろ。
ウィキペディアの解説でも、そこのところははぐらかしてあるし、検索しても、納得できる説明はない。なんでこんなに八幡さんが多いのだろう。
塩町に帰って、また才の峠を自転車で越えるのは嫌だな。美波羅川にそって平地を進もう。少々距離が伸びても、峠を越えるより自転車には楽だからね。
さあ帰ってきたぞ。
あのね、ほんとは、上田八幡神社と岡田山神社は今日の範囲内なんですよ。どっちも山の上で、自転車で登るなら日が暮れてしまう、断念することにしました。正直、最初から予定に入っていませんでした。
前に通った自転車のコース
2012年_4月10日 馬洗川水系芋面川2(芋面川から美波羅川)
2012年_6月10日 美波羅川、水源地まで探索、往復
2012年_7月31日 福塩線、塩町駅から甲奴駅、往復
2014年_9月_2日 石見銀山街道、三次・銀の道2、三次~甲奴
2014年10月15日 馬洗川支流国兼川、合流点から源流まで
2016年_5月12日 JR福塩線沿線、府中から三次まで
2016年_8月15日 高校駅伝、広島県予選コース、その先へ
2019年_6月10日 美波羅川、水源地まで探索、往復 2
2019年11月_1日 コミュニティセンターは旧村役場・旧町役場の跡地にあるのか?
2021年_2月21日 三次・川西・上田の里

 

  標高   隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間の勾配
郷の駅駐車場 214m
鳥越峠下 219m 5m 1335m 1335m 5/1335=04%
ピーク 286m 67m 2102m 767m 67/767=8.7%
有原八幡鳥居 235m 51m 3079m 977m 51/977=5.2%
才の峠下 180m 55m 17599m 14520m 55/14520=0.4%
ピーク 208m 28m 18136m 537m 28/537=5.2%
塩町 170m 38m 19594m 1458m 38/1458=2.6%
和知八幡鳥居 186m 16m 23979m 4385m 16/4385=0.4%
和知八幡 206m 20m 24181m 202m 20/202=9.9%
郷の駅駐車場 214m 8m 41854m 17673m 8/17673=0.0%

 

川西の鳥越峠 有原の天満神社 三若の厳島神社 石原の艮神社

海渡松原の八幡神社 糸井の胡子神社 大田幸の大瀧神社 塩町の才の峠

塩町恵比寿神社 和知の八幡神社 向江田の八幡神社 志幸の八幡宮
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