三次の神社、粟屋を行く、その2、山の中の道

2022年_4月17日

粟屋中央の山の中を行き、北の谷を下りて、江の川沿いに戻る

 

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粟屋の神社を行くのに、二分割しよう。前回、東の部分、南の部分を行った。可愛川に沿った部分なんだね。残るは、山の中の中央部分と北の部分江の川に沿った部分なんですよ。
まちづくりセンターの駐車場に車を置く。自転車を引き出して出発しよう。
可愛川の堤防から高谷山を見上げる。自転車には不向きな山なんだよ。今まで三度自転車で登ったが、いずれも歩いて押して登ったのだ。
可愛川を渡る寿橋、橋の西詰に粟屋交差点がある。国道54号線を横断して西側に進んで行く。
ここが高谷山への自動車道の始まり、高北広域農道の始点なんだよ。
坂道をえいえいと漕いで登るつもりでも、最初から腰砕けになってしまう。キツイ、下りよう。押して歩くしかしょうがないね。
神社がある。この神社、国土地理院の地図にもない、グーグルの地図にもない、地図会社各社のURLにもない。一番収集の数の多いゼンリンの地図にも載ってないのです。
鳥居の扁額に荒神社、本殿は極めて小振りなものだよ。遷宮の記念碑がある。もともとはちっちゃな祠だったのだろうよ。高北広域農道が建設されて、立ち退き太りになったのだろうね。
登り坂が続く。緩斜面があれば自転車を漕いで行くのだが、ひたすら登り坂で自転車を押して歩くしかやりようがない。
集落に到着、ここは元国集落なのだ。橋は元国橋、立体交差しているのだ。上の道は高北広域農道、下の道は荒瀬集落へ続く。丸大ハムの工場の前に出るのだ。
元国集会所の建物があって、その背後に社が見えている。元国太歳神社なのだ。正面の鈴の背後に扁額がある
元国橋を渡って、先へ進む。わずかな緩斜面があって自転車を漕いで進むことも出来る。あんまり期待しなさんな。わずかな距離でまた歩くことになる。
中垣内なかがいちの集会所があって、その隣りに中垣内太歳神社がある。扁額がこれ
粟屋は大字の主張が弱いところで、郵便番号が728-0025 これだけなんですよ。他の旧町村は枝番を幾つも持っているよ。大字を枝番に適用したのだ。
初代三次市が1954年(昭和29年)3月31日誕生した。各町村は小分けして、大字を何々町と名乗ったが、粟屋村は全域をまとめて粟屋町と名乗った。郵便番号もその通りになった。
それぞれ地域性は別々なのに大字を立てないのは地域の境界がはっきりしていないのかね。他所から見ていると不思議なところだよ。
当時の村長・村会議員に聞いてみたいもんだね。残念だがそれは出来ないな、あれから68年、もう全員死んでしまっただろうね。
高谷山の霧の海展望所への分岐がここなのだ。最初は、今日は展望所まで自転車で行こうとその気で出発したんですよ。ここからまた坂道を登らなきゃならん、もう、ええか、止めとこう。
展望所は飛ばして先へ進む。このあたりが今日の最高地点だな。この先は下りばっかりになる。
後大平集会所があって、ここを右折すると江の川の川沿いに出る。後ろの道は可愛川の三次大橋から登る道なのだ、登って行けば、この交叉点に到着するのだ。

2004年10月18日 ふるさとの遠足、高谷山、比熊山
2016年_9月15日 近郷近在、三次市の高谷山2
それぞれ、三次大橋から、旧三江線粟屋駅から、登山路を経てここまで登ってきたのだよ。どっちから登ってもここに到着する。
民家が尽きると、道は植林の中を行く。ブレーキを握り締めてスピードを殺して下りていく。やっと民家が見えてきた。
旧三江線の踏切の所に出る。踏切は線路を外してある。ここを右折して登って行くのだ。神社が見えて参道の入り口、ここへ自転車は置いて行こう。
この神社には鳥居がないのだね。石段の上に本殿が見えている。扁額と言うか奉納額というか、鹿嶋大明神とある。鹿嶋神社なんだね。
鹿嶋神社の本社はどこなんだろう。茨城県の鹿島神宮か、兵庫県高砂市の鹿嶋神社か。高砂の鹿嶋神社なら背後に高御位山がある。そこが本社ならお馴染みなんだがなぁ。

2002年_1月14日 新年縦走、高御位山
2003年_3月16日 雨の中を高御位山
見下ろすと、旧三江線粟屋駅が見えている。だいたいあのあたりだよなぁ。
境内で弁当を食べております。下を見下ろし、江の川の対岸を眺めながら食べております。食べ終わった。腰を上げようか。
撤去した踏切のところまで帰ってきた。この先は江の川沿いの県道を進むのだよ。
この辺は下津河内という地名なのだよ、<しもつこうち>と読む。山の上の中垣内と字並びが似ている。<しもつこうち><なかがいち>と読むのだよ。
人名にもあって、バレーボールの日本監督は中垣内だし、耳の聞こえない作曲家に佐村河内がいて(大騒ぎになったよなぁ)、現役の頃、会社の社員に後河内というのがいたよなぁ。
江の川沿いの平らな道をせっせと漕いで進む。丸大ハムの工場があって、その前の三叉路を右折する。旧踏切を越えて、ここからは道を迷いながら山裾の道に出る。
山裾の道を進むと、なんの案内もないが、コンクリートの階段が現れる。これが八坂神社への階段だな。ドンピシャリ、当たりました。階段を登れば八坂神社に出会う。
これが八坂神社だと言っているのは一社だけなんですよ。
bing で地図検索したら、microsoft の地図が出た。そこに八坂神社だと書いてあったのです。国土地理院、グーグルマップ、地図会社各社のURL、どこにもない。
大多数がないとしているのに、あると主張している、その通りあったのだから、八坂神社と名前を上げているのは信用してええだろうね。
国道54号線に合流して、次の信号交差点が落岩、左折して最初の辻、コンクリートの階段があるぞ。これは怪しい、この階段に違いない。
階段を登ってみると、またもやドンピシャリ、黄幡神社でした。これが鳥居の扁額、社殿は小さいが清々しいよ。
黄幡神社は<きはた>と読むのではないのだそうな、<おうばん>と読むのが正しいのだそうな。賽の神、道祖神と同じ流れのもので黄幡神(おうばんじん)なのだそうな。
スサノオ信仰と結びついて、八坂神社祇園神社と同流と目されているそうな。半径1キロの周辺に須佐之男神社、八坂神社がある。スサノオの勢力圏の証拠だよねぇ。
落岩の信号交差点の南東側は崖になっているが、その崖の上に黄幡神社はあるのだ。
あとは寿橋はもう間近だ。橋を渡って、まちづくりセンターまで帰ってきたぞ。
ネット巡りしていて、高谷山を自転車で登って一度も足を付かずに登ったぞ、という記録を読んだことがある。バケモノだね。もう一度読もうとしたが、ネットの海に埋没して再読することはできない。 
前に通った自転車のコース
2009年_4月_7日 江の川中流域、三次から県境まで往復
2011年10月_4日 三次の高谷山、ヒルクライミング、一周
2016年10月24日 高北広域農道その1、三次市粟屋から安芸高田市高宮まで
2019年_9月26日 江の川中流域、三次から県境まで往復 2
2020年11月30日 三次の高谷山、ヒルクライミング、一周、2回目 
2022年_4月_7日 三次の神社、粟屋を行く、その1、川沿いの道

 

  標高   隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間の勾配
まちづくりセンター 150m
寿橋西詰 153m 3m 547m 547m 3/547=0.5%
展望台への分岐 398m 245m 4805m 4258m 245/4258=5.8%
今日の最高地点 426m 28m 5790m 985m 28/985=2.8%
下津河内への分岐 390m 36m 6228m 438m 36/438=8.2%
三江線踏切 156m 234m 9168m 2940m 234/2940=8.0%
鹿嶋神社 197m 41m 9611m 443m 41/443=9.3%
三江線踏切 156m 41m 10054m 443m 41/443=9.3%
まちづくりセンター 150m 6m 15437m 5383m 6/5383=0.1%

 別ページ、轍のページに、断面図=プロフィールマップがあります。傾斜の凹凸はそっちのほうがより感覚的に理解できると思います。

まちづくりセンター 高谷山 高谷山への道 荒神社
元国太歳神社 中垣内太歳神社 展望台への分岐 最高地点
分岐点 鹿嶋神社 八坂神社 黄幡神社
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