2006年5月9日
しぇるぱ単独
山域:ホンコン

香港ハイキング、大帽山タイモーシャン

 

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大帽山旅客中心再びホンコンへ行きたいね。
広島からは直行便が無いのですよ。関空や福岡から飛んでもええが、日程を損するからねぇ。幸い、広島からはエア・チャイナラインが台北に毎日出発している、台北でホンコンに乗り継ぐことにしよう。
こんなスケジュールでは、一般的なツアなどあるわけがないよな、自分で飛行機便とホテルを確保するしか方法がないだろう。
H.I.Sで設定しました。ネット注文で意味不明の箇所があったので、広島市内のカウンターまで出かけて設定、そのほうが安くなった。ネットが安いのが通常だろうが、社員に手間を煩わせたのに安くなるとはどういうこっちゃ。
さて、ホンコン到着。
初日は市内で本屋を探すとしよう。ガイドブック・地図を探すんですよ。ホンコン政庁発行のハイキング向けの郊区地図シリーズがあるということだが、見つからない。
無ければ、他のガイドブックでもええ、これとこれ、2冊買うことにしましょう。
ツェン湾の市街地ホンコンのチェンジレートだが、おおむね、30倍して半分にすればよろしい。地下鉄の運賃が9HK$なら135円になる、それで値段の比較をしていました。
地下鉄、ホンコンではMTRと呼んでいます。階段には、小心梯級(Mind the step)、電車のドアには、請小心月台空隙(Prease mind the gap)、注意書きも読めば意味が判るでしょ。月台とはプラットホームのことなんでしょうね。
韓国では全然判らなかったぞ。ハングルばっかりで、判断しようがなかった。ここホンコンでは、漢字は判る、英語もそこそこ判る、なんとかなるもんだよ。
地下鉄はツェン湾(ツェンは草冠に全)に到着、ここからタクシーで行く予定にしています。
タクシー乗り場がよくわからない、駅のまわりをうろうろ動き回ってここがそうらしい、TAXI STAND と書いてあるものね。
タクシー運転手に地図を示す、アイ・ウォンツ・ゴ・ツ
鉛鉱凹Lead Mine Pass。どうやら話しは通じたみたい。
到着したけど、ここは公園風で、事前に得たネット情報では峠の風景のはずなのに、様子が違うぞ。
ノゥ!ジス・イズ・ノット
鉛鉱凹Lead Mine Pass。ウェア・イズ・ヒア?  *@&#%$ タクシ・ドントラン。
野生化した牛の群しゃぁないな、
鉛鉱凹Lead Mine Passへの道は、地図で見ても細線で、車が行けるかどうか危ういな、と思っていたのだものね。最初に、運転手くん、鉛鉱凹Lead Mine Passへは行けない、どこどこまでなら行ける、と言ってくれれば安心したのにね。(でもね、ほんとは中国語で言われても判らないがね)
地図看板があるので近寄ってみる、ははぁ、ここは
大帽山タイモーシャンの東側登山口だ。鉛鉱凹Lead Mine Passが西側登山口だから真反対にいるわけだ。
閣下在此(You are here)、日本の表現では現在地だが、ここでは閣下といってくれる、照れるねぇ、そんなに大袈裟に持ち上げて呼ばないでよ。
舗装道路をてくてくと歩く、ひょっとして、ずっと舗装道路ばっかりなんじゃなかろうか。大帽山旅客中心という建物がある、平日は休館と書いてあるな。
ここから山道が始まるのかい、山道とはいうものの、ずっと石段が続いていてなかなか地面を踏むようにはなっていないね。
それでも、樹の木陰の道を歩けるんだもの、文句を言ってはばちがあたるね。
山の下にはツェン湾の街が広がる、凄いよねぇ、針の山を突き刺したようにマンション群ばっかりだ。
大帽山へのチェックポイントデベロッパーはホンコン政府なんだろうか、私企業なんだろうか、一般住宅なんぞ無さそうだよ、みんな集合住宅ばっかりのように見えるよ。
石段の色は赤い石が多いんですよ。赤い石は火成岩が多いよね。ホンコンでは地震がないということで高層住宅がどんどん建っているが、太古の昔はこのあたりでも造山運動火成運動があったシルシが目の前に見えている。構造計算に間違いは無いだろうねぇ。
ぎゃ、蛇!
エリマキトカゲのように異様に頭が大きかったぞ。あわてて飛び下がったよ。
エリマキのある蛇など聞いたことがないな。蛙か何かをくわえているから頭が大きく見えたのだろうね。
南の国には毒蛇が多いということなので、注意の上にも注意しなきゃね。道を大きく迂回して先へ進もう。
急角度で斜面が続いているが、折れ曲がって、斜度が緩む地点にやってきた。
ガスに包まれた山がたちはだかる、あれが
大帽山タイモーシャンということなんだろうな。その前に、下りてコブを登ってまた下りるのだと、稜線がでこぼこしているのが見えるぞ。
香港島、九龍を遠望約20人ほど労働者が働いている、植林の苗木を植えているのだ
ジョウサンこんにちは
ジョウサンこんにちはジョウサンこんにちは
木を植えているんですねぇ。暑いのにごくろうさん、がんばってますねぇ。
*@&#%$、#%*@&#%$、わははは、わははは。
わはは、わははは、にこにこにこにこ。
お互いに何を言ってるか判らなくても、意味は通じるさ、挨拶なんですよ、黙って通るより何かしゃべったほうが空気が和らぐよ。
牛の群がいる、野牛なんですよ。飼っていた牛が野生化して野良牛になってしまったんですよ。牛とは気心が通じないから警戒しなきゃね。
道に座り込んでいたら困るところだったが、歩いている場合で助かった、彼らのほうで道を譲ってくれたよ。ほんとは、ヤツらが鬱陶しがって、人間を避けたんだろうがね。
霧が晴れて、大帽山を山道もここまでで、これからは舗装路を歩くしか方法がないみたい。舗装路は暑いけどしゃぁない。
関所があるぞ、遮断機が下りている、どっちへ行けばええのかなぁ。守衛のひとに聞いてみよう。
大帽山タイモーシャン?、ジス・ウェイ?アナザ・ウェイ?
追っ払うように下への道を指差したぞ。こっちなのかなぁ、地図看板がある、眺めてみるが、上への道が正しいように思えるがなぁ。
指図に逆らって上の道を行こう。あれれ、今度はにこにこ笑いながら上の道を指差しているぞ。
判らんおっさんだ。反射的に拒否反応が出たのかもしれないね。すぐに和らぎ反応があったから、まだ良しとするか。
後で地図をよく読みこんでみたら、下の道はユースホステルに続く道だった。
ユースホステルへの道を聞くひとが多いから、そっちの道を教えたのだ、そう考えようよ、意図的に意地悪で嘘の道を教えた、とは思いたくないものね。
ここからは、山腹を真っ直ぐに横切って歩く道、てくてくぽくぽく、歩くしかないなぁ。
大帽山は一般人はここまで遠くビル群が見える、あれは香港島の中心地なんだろうなぁ。海峡を挟んで、こっち側が九龍なんだな、この旅では、九龍の繁華街の安いホテルに泊まったんですよ。
ガスで包まれていた頂上だが、時折り、ガスが途切れて、あれっと思う巨大建造物が透けて見えるぞ。ははぁ、通信塔だ。通信塔が何本も建っているのだ。
舗装路は折れ曲がりながら登って行く、いろは坂だね。このまま舗装路ばっかりを歩けるもんかい、ショートカットの踏み跡が見える、そっちを歩くことにしようぜ。
さっき、蛇で脅かされたものね、草むらを歩くのはびくびくものではあるのだがね、注意しながら進めば大丈夫だろう。
頂上部は柵に囲まれている、鉄条網を張り巡らして、一般人は立ち入り禁止になっている。
昔、六甲山の頂上に米軍の通信施設があったのを思い出すよなぁ。いつのまにか撤去されて、六甲山の最高地点を踏めるようになったが、大帽山タイモーシャンが誰にでも解放されることはあるものだろうか。大陸の中国政府の思し召し次第だが、ちょっと無理なような気がするね。
この
大帽山タイモーシャンはホンコンで最高峰、957メートルあるんですよ。
ツェン湾地下鉄駅の周辺しゃぁない、頂上手前、ここまで、ということで、登ったつもりで降りるとしようかい。
道をこのまま進んで、
鉛鉱凹Lead Mine Passへ向かってもええのだが、そこからバス停までどれくらい歩けばええのか判らない。来た道を引き返すことにしようね。
下りるときはどんどん進める、いつのまにか、蛇に脅された場所も、それと知らずに通り過ぎた。
朝は霧でわからなかったが、遠く見渡せるあたりは新センだろうな、中国本土だ。
バス通りの道まで出ました。バス停の名前が旅客中心、今の時間帯なら30分おきにバスが来るはずだよ。バスが来ました。
バスの料金を支払うのに、コインの区別に慣れていない、えい、札にしよう。
え、お釣りは? ノー・チェインジ。お釣りは出ないんだとさ、客のほうで事前に小銭を用意しとかなきゃならないんだとさ。ま、ええさ、120円のところを150円支払った程度のミスで済んだんだもの。
ツェン湾まで戻って、駅の周辺をうろうろしてみよう。ショッピングセンターに新の城というのがある。当地では、日本語の何々の、この「の」というのが流行っているのだそうな。
ホンコン市内のチェーン店に優の良品という名前の店がある。ほかにもこのテの表現はあちことで見たぞ。
ツェン湾ショッピングセンター日本で、中国の何々的の「的」をくだけた表現に採用するのと同じことなんだね。例えば、クライマーだったらば、と言うところを、クライマー的には、そんな表現なんだがね。それと同様のことかな。
さて、
大帽山タイモーシャンですがね、登って始めて判ったのだが、何が何でも登らなきゃ、という山でもないみたい。
ホンコンの本屋でガイドブックを買ったんですが、
大帽山タイモーシャンはその周辺を紹介してあるだけ、山頂を踏めないからか、もひとつガイドブックでも熱が入っていない感じだねぇ。

参考 2001年_2月10日 香港ハイキング、馬鞍山
    2001年_2月11日 香港ハイキング、西湾山
    2006年_5月10日 香港ハイキング、鳳凰山ランタオ・ピーク
    2007年12月_4日 香港ハイキング、馬鞍山2
    2007年12月_5日 香港ハイキング、獅子山ライオンロック
    2009年11月17日 香港ハイキング、青山Castle Peak
    2009年11月18日 香港ハイキング、八仙嶺
    2011年11月15日 香港ハイキング、蚰蛇尖シャープピーク
    2011年11月16日 香港ハイキング、龍脊(ドラゴンズバック)
    2013年12月_1日 香港ハイキング、大刀屻ナイフ・エッジ
    2013年12月_2日 香港ハイキング、釣魚翁ハイ・ジャンク・ピーク

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