帝釈峡に行く予定が、中山峠で断念

2020年12月12日

庄原郊外の赤川から中山峠までで、引き返す

 

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自転車で帝釈峡にさぞかし何度も行っているだろう。
2009年5月29日 庄原から帝釈峡往復 (自転車篇)
それがそうでもないのです。原因は、結構な坂道。一度痛い目に遭うと、コリタというか、避けるというか、あまり行きたい気分にはなれないのですよ。
朝方、ちょっと手間取って、それがね、冬タイヤに替えたのですよ、昨日のうちに全部のタイヤを替えるまでには至らなかった。
替えタイヤの一本がパンクしていたのです。パンク修理に手間取って、日が暮れたので、翌朝その続きをやる、そんなこんなで出発が遅れてしまった。
これでは庄原の市街地から出発するわけにはいかないな。庄原の郊外を南に進んで、峰田町まで行きついた。
本村川を渡って、総領町方向へ進んでいく。山陰に道が膨らんで、誰にも迷惑にならない絶好の駐車場所があるんですよ。
ここは国道432号線、道の全貌を捉えるならこんな姿、道が膨らんでいて、ここなら駐車するのに具合がええと納得できるでしょ。
坂道を下って、赤川の信号交差点、国道432号線を離れて県道23号線を進む。本村川に沿って進む。

2017年11月13日 江の川水系、馬洗川支流、本村川に沿って往復 (自転車篇)
交差点からしばらくは民家商家が続いて、昔は賑やかだったのだろう、今は寂れているけどね。
高速道路中国道と出会うその直前に、上谷町と案内看板がある。そこから進むと、大山、総水山、岩月山へと登る道なのだ。
大山しか登る道はない。総水山、岩月山はススキが茂って取り付きの道が発見できない。

2017年10月31日 庄原の大山に登る、総水山岩月山は諦める (登山篇)
その方向を眺めながら進んでいく。中国道の橋の下を潜るあたりから本村町に町名が変わる。旧制庄原市には本田村も合併に参加した。
もともと本田村は峰田村と本村が合併して本田村と名乗ったのだ。庄原市に合併して、庄原に本町があるから、住所表示として本町とは名乗れないから、本村町と名乗ることにしたのだ。
本村川は、合併に関係なく、ずっと本村川のままなのだ。
見えている山は権現山なのだ。あの山列の一番高い山は大黒目山なのだが、どんぐりの背比べで、どれが大黒目山なのか同定しにくい。
権現山ならどこから見ても区別が出来るから、大黒目山を探すより、権現山のほうに目が向いてしまうのだ。うんと遠くからなら、大黒目山山塊として認識できるようになる。
大黒目山関連のコース
2006年11月_9日 大黒目山、古道時々やぶ (登山篇)
2008年11月22日 大黒目山、古道時々やぶ2 (登山篇)
2019年10月_9日 正規の登山道から登る大黒目山3 (登山篇)
権現山の山麓に蘇羅比古神社がある。道の上に鳥居の上部が覗いている。扁額に、蘇羅比古神社八幡宮とある。
その先に蘇羅比古神社の案内板がある。
重文の建物であるとか、格式の高い神社であるとか、そういうことじゃないのだよ。蘇羅比古神社とは名前からして古式じゃありませんか。官幣社ではなく郷社であっても、どこか床しさを感じるのだよ。
すぐに日本ピラミッドへの案内が現れる。葦嶽山への分岐なんだよ。
葦嶽山関連のコース
1999年7月10日 日本のピラミッド、葦嶽山 (登山篇)
2000年3月20日 再び葦嶽山、野谷から (登山篇)
2007年4月12日 葦嶽山、野谷コース、灰原コース (登山篇)
2010年2月13日 車をデポして往復、葦嶽山4 (登山篇)
道のこの場所から葦嶽山が見えているかどうかは微妙なんだよ。カシミールで見通しを測ると、前山で隠れていて見えない公算が高いのだよ。
高速道路中国道の下を潜る。潜るのは出発から三度目なんだよ。このあたりから道の勾配は高くなっているような気がする。
えんやえんやと漕いでいくのだが、これまではそんなに道の勾配はきつくはない。きつくはないが、ずーっと連続で坂道を上っている。くたびれる。自転車を降りて息を整えないともたない。
100メートル行っては休み、200メートル登っては休み、300メートル続けて登るのはムリ。
あとちょっと、この先に山の切れ目が見えている。そこが中山峠なのだ。
やっと到着、中山峠、分水嶺の看板があって、江の川水系と高梁川水系、日本海と瀬戸内海の分水嶺なのだ。
ここで弁当を食べながら、これから先を考える。これから下り坂を降りて帝釈峡に向かう、また峠まで引き返さなきゃならない。なんだか嫌気が差してきたよなぁ。
やめた、ここで引き返そう。
下りる途中は大風だった。向かい風、横風、風にあおられて、ゆらりと車道中央に吹き寄せられていく。たんぼ・畑からはつむじ風で土ほこりが舞い上がっていく。登りで向かい風なら進むのを諦めただろうね。
あっという間に降りて、ここが 葦嶽山への分岐、葦嶽山への道はこの先へと続くのだよ。蘇羅比古神社の前を通って、赤川の民家商家まで帰ってきた。
赤川の信号交差点まで行かなくても、ショートカットの道がある。
橋を渡ると、本村川の川床が岩だらけなのだ
ショートカットの道は国道432号線に合流する。道の膨らみに駐車したのだが、そこはほんの近くなのだよ。さて、帰ったぞ。
標高 隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間だけの勾配 赤川からの勾配
赤川の交差点 281m 574m
葦嶽山への分岐 387m 106m 7934m 7360m 106/7360=1.4% 左と同じ
中国道と交差 437m 50m 9549m 1615m 50/1615=3.1% A~C 156/8975=1.7%
中山峠 607m 170m 12061m 2512m 170/2512=6.8% A~D 326/11487=2.8%
全体の勾配は3%未満で緩いのだが、最後の区間、三番目の中国道の高架橋から中山峠までは7%、休み休み漕いで登ったが、なるほど、こういうのが7%なのか、と体に沁みました。
道の膨らみに駐車 赤川交差点 蘇羅比古神社への案内板 日本ピラミッドへの分岐

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