三次の神社、甲奴を行く、その2、南西部分

2022年_8月10日

三次市役所甲奴支所発、主に、梶田、宇賀の地域を巡って、戻る

 

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こんな暑い日に自転車を乗り回すなど、イカガナモノカ、と思うだろうが、本人はそう思っていないのだからそれでええのだ。
高速の尾道道を行って、甲奴インターで下りる。そのまま三次市役所甲奴支所の駐車場を拝借する。
前回も駐車場がほぼ満車だったが、今回も満車に近い。トイレを借りに支所に入ってみたが、窓口に相談者はいない。
近くで土木工事があるし、工事関係者が駐車しているのだろうな。まるっきり無関係者のキミがつべこべ言うことではない。そりゃそうですね。
上下川に沿って下って行く。県道を離れてたんぼの中の道を行く。山裾に鳥居が見えている。近づくと鳥居には梶田八幡神社と扁額が掲げてある
山の中腹に第二の鳥居が見えている。そこまで登らなきゃならない。
直線路の道はない。稲妻型に折れ曲がって進まなきゃならない。自転車は邪魔だな。押すだけだから途中に置いて行こう。
靴底のクリート金具をカチャカチャ鳴らしなら歩いていく。第二の鳥居の前までやってきたぞ。本殿までの石段が長いのだよ。石段を登る気がしない。
履き替えるスニーカーかビーチサンダルを持っていればそうするのだが、ないものはしょうがない。鳥居の下までで、これで参拝したことにしよう。ここの鳥居には八幡宮と扁額が掲げてある。
下の鳥居まで下りて、たんぼの中の道を進む。巨大な橋がある、梶田大橋。上下川を渡り、JR福塩線を跨ぐ。バイパスのような巨大な橋になるわけだねぇ。
福塩線の踏切を渡って、梶田大橋のカルバートを潜る。集落のどん詰まりまで進んで、植木の手入れをしている人に聞く。粟島神社はどこでしょうか。
こっちじゃぁない、道を上流に向かってのぉ、家が途切れるあたりから山に向かって行くんよぉ。ねしょんべんの神さんでのぉ、子どもの時分に世話になったのぉ。
このあたりで家が途切れて、向うに鳥居が見えている。この道で間違いはない。自転車は邪魔だね、道端に置いて、歩いて行こう。
鳥居と石段がある。その前にお堂がある。お堂には標語とか願いとかが張り出されている。字型の不思議な建物だよ。屋根は四角だが、土台は地形に合わせて切り欠きになっている。
腰を下ろして休むには都合がよろしいね。石段が長くて、登るには凹んでしまうよなぁ。ここまでにしよう。鳥居には扁額が掲げてある
草刈りに来た人が神社の由来を語ってくれる。和歌山の淡島神社から勧請したのだそうな。ここの名前は粟島神社、女の神様だから、婦人病、あかんぼの祈願でお参りが盛んなのだそうな。
さっき聞いた、ねしょんべんに効く、というのも、あかんぼの続きなんだな。
県道まで引き返して、谷を隔てて粟島神社が見えている。大きく見えているというのではなく、鳥居が見えているからそれと分かる、という程度のものだね。
県道を登って行く。旧街道と県道バイパスの分岐がある。ここは迷わず旧街道を行く。旧街道から神社への道は、とりあえず、空と風の家駐車場の案内のある道を入ってみる。
途中で自転車は置いて歩いて進む。突き当たった山沿いに進むと、ありました、宇賀八幡神社。ここの石段は短いので社殿まで近寄ってみる。鳥居には扁額は掲げていない。
社殿には中原八幡神社と扁額が掲げてある。ここの小字は宮迫だが、中原の由来はどこから来たのだろう。
自転車まで引き返して、旧街道に戻る。次の路地が参道なのだ。門柱が連続して参道であることを示している
旧宇賀小学校、現在は宇賀コミュニティセンターに向かう。コミュニティセンターでも、常駐するセンターとそうじゃないのとがあるが、そうじゃないほうのようだ。
高速尾道道の高架橋が見えていて、そっちの方向に向かって行く。高架橋の背後の山が水呑みのみ山、こっちから見るとシャープだが、登ってみると期待を裏切る山なのだよ。

2019年_4月11日 近郷近在、甲奴と吉舎の境界の山、水呑山
品の滝の看板があって、そっちの方向に向かっていく。
水呑山への道があって、道の分岐に[吉備津神社のサクラ ここから300m]と案内標識がある。
進んでみると、鳥居があって、扁額がある。一宮神社。2万5千図を見ると、この谷は一宮いっきゅう谷というのだそうな。そうか、そうか、吉備津神社、別名、一宮神社、そういうわけなんだな。
続いて谷をどんどん登って行く。品の滝の案内があるが、品の滝は山の尾根向こうなんだよ。自転車で回ってみて実証済みだよ。
あまりにも登りが連続して足の脚力を使い果たしてしまった。自転車を下りて押して登る。ここが難所だということは前の経験から分かっていたことだ。
ここが峠、無名の峠、この先は下りでたんぼがある。たんぼが始まると再び登りの傾斜、踏んで登れるような、体力の限界のような、微妙な登り坂なんだよね。
別の県道に合流する。これまでの県道は428号線、合流する県道は424号線、この先の道も428号線なんだよ。
久しぶりに民家が現れて、登り坂になる。県道の脇に神社が見える。県道が付け替えられて神社が露わになっている。秘めた姿が見えるようになった、そんなカタチなんだよね。
横から回って神社の正面に回る。本殿と真向かいに拝殿がある。恵比寿大黒の面額がある。あれ、八幡神社と違うのかな。品八幡神社の幟が横倒しになっていて、やっぱり、品八幡神社なんだな。
坂道を登って切り通しまで登ってみる。こんなてっぺんに集落がある。集落中央の駐車場から見晴らしが利く。
ここは品中央=甲奴町、頭士山の南に品山=世羅町、品の滝は吉舎町に属する。ここには品一族がいて、最終的には周辺の地頭にそれぞれ侵食されたのかしら。
ここから南に県道が伸びていて、頭士ずし山の中腹を進んでいるのだよ。

2019年_2月24日 近郷近在、世羅と甲奴の境界、頭士山
2019年_3月14日 近郷近在、世羅と甲奴の境界、頭士山全部踏破
さて、引き返そう。ここからはぶんぶんと下り道だ。尾道道の甲奴インターへの分岐があって、この県道は甲奴インター線という名前なんだよ。
下に立体交差が見えている。甲奴インター線=県道424号線と県道427号線が交差しているのだ。
通常なら平面交差するのだが、甲奴インター線ということで立体交差にしたんだろうね。
立体交差の下の道をもう少し進んでみよう。
山王神社がある。鳥居に扁額があって、山王神社とあるのだが、風雨に曝されて名前が読みにくくなっている。
さぁ、引き返そう。
立体交差で甲奴インター線を行くと距離が短いのだが、登り坂下り坂が激しいのでそっちには行きたくない。山王神社からの谷に沿って宇賀まで戻ることにしよう。
宇賀小学校前の交叉点を経て、宇賀の谷をどんどん下って行く。
福塩線梶田駅の前を通って、上下川に沿って、進んで行けば三次市役所甲奴支所に帰ってくる。
前回、今回と、甲奴町は上り下りがけっこうキツイと感じられたね。もっと楽なコースがあるのに。いやいや、神社巡りはこうでなきゃいかんのだよ。
前に通った自転車のコース
2008年11月17日 三次市、南の半分 その2
2010年_4月19日 旧甲奴郡(総領町、上下町、甲奴町)
2012年_7月31日 福塩線、塩町駅から甲奴駅、往復
2019年_1月30日 福塩線、塩町駅から上下駅、往復
2019年_3月20日 三次市甲奴町から世羅町、宇賀、品、山田川ダム、小童
2019年_4月17日 品の滝、吉舎・甲奴・世羅、周辺を巡る
2020年_8月16日 旧甲奴郡をもっと詳しく、甲奴町を中心に、その3
2022年_7月29日 三次の神社、甲奴を行く、その1、北の半分

 

  標高   隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間の勾配
三次市役所甲奴支所 338m
梶田大橋 329m 9m 3032m 3032m 9/3232=0.3%
品中央(最高地点) 526m 197m 13043m 10011m 197/10011=2.0%
立体交差 389m 137m 15972m 2929m 137/2929=4.7%
山王神社 410m 21m 16734m 762m 21/762=2.8%
三次市役所甲奴支所 338m 72m 23499m 6765m 72/6765=1.1%

 別ページ、轍のページに、断面図=プロフィールマ ップがあります。傾斜の凹凸はそっちのほうがより感覚的に理解できると思います。

三次市役所甲奴支所 梶田八幡神社 粟島神社 宇賀八幡神社
吉備津神社 品八幡神社 立体交差 山王神社
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