高田ICから千代田IC、北の迂回路と南の迂回路

2021年_5月10日

高田ICから、北の国道を行き、南の高速沿いの県道を戻る

 

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高田インターと千代田インターを繋いで自転車で走ったことはある。でも、それは最短距離を走ったわけで、もっとバラエティに富んだコースで繋ぐ道もあるんだよ。
高田インターに関わるコース
2008年11月25日 安芸高田市、北の半分
2014年_4月23日 三次インターから千代田インターまでを往復
2015年_9月21日 広島島根県境、栗屋峠から久喜大林銀山の里
2016年11月26日 高北広域農道その2、安芸高田市高宮から土師ダムまで
2017年_4月_5日 高田ICから吉田市街地往復、大峠、印内峠
2017年_4月20日 安芸高田、美土里、高宮、香六ダム
高速道路を高田インターで下りる。インターの隣に道の駅がある。道の駅北の関宿安芸高田、この名前で安芸高田を連想しますかね。とても名前が繋がらない、取って付けたような命名だと思うよ。
道の駅でのコンビニはポプラのはずだったが、ローソンポプラに変わっている。高速道路の外の普通の市街地でも変わったのだから、不思議でもなんでもないさ。
自転車を走らせ始めて、なにやら違和感、ありゃ、ヘルメットをかぶっていない。失敗、失敗、道の駅まで引き返してヘルメットをかぶる。
次の信号交差点が高田インター(西)、ここまでの区間がやたら大型トラックが多いのですよ。ここの区間は歩道がないのでまともに風圧に曝されるのだよ。
この交差点から、大型トラックはあらかた南に向かう。吉田の方向に向かうんですよ。自転車は北へ向かう。ぐっと交通量が減って気持ちが楽になる。
道なりに西に向かう。太鼓のリズムが聞こえるという舗装路を走る。舗装面が摩滅しているのだよ。往時は太鼓のリズムが聞こえていたが、今はなんのことやら。
美土里町の本郷地区、ここは北へ向かう。そこには旧役場があったり、門前湯治村への入口があったりで、分岐のポイントなのだよ。
2018年_4月10日 小津古山に続いて頭ヶ津古山へ
次の辻が橋上の分岐、橋上というバス停がある
ここをわざわざ取り上げるのはね、頭ヶ津古山への道路の分岐なんですよ。ここから峠を越えて、鉄井という集落が頭ヶ津古山への取り付き点なんですよ。
たんぼをどんどん登って、峠を登り詰める。南の集落名が黒滝、北の集落名が塩貝、この峠は、黒滝峠なのか、塩貝峠なのか、決まっていないみたい、名無しの峠なんだよね。
南斜面からは本村川を経て、甲立で可愛川に流れ込む、北斜面からは生田いけだ川を経て江の川に流れ込む。それなりの分水嶺ではあるのだよ。
2020年_3月_9日 江の川の支流、生田川、@安芸高田市高宮美土里
北斜面は短くて、生田いけだ川の橋を渡る。国道433号線に合流する。国道433号線は三次市から大竹市まで山間を走る国道で、安芸高田市では江の川の式敷大橋から始まってここに至る国道なんだよ。
しばらくは国道433号線の上を自転車で走る。国道は左折する。県道6号線という一桁県道が粟屋トンネルを経て島根へ行く。そっちには行かない。
生田いけだ川とはここで分かれる。川上に見えている集落は生田いけだ集落、生田いけだ川の由来の生田いけだ集落なんだよ。
沿線最後の集落が桑田集落、鉄穴というバス停があるが、かんなと読むはずだよ。たたら製鉄で、鉄鉱石の砂鉄を採集する方法がかんな流し、砂鉄採取後は穴が残るので、鉄穴が言い伝えで残ったのだろうね。
なんで鉄穴をかんなと読むのかって?
土を水で流して削っていく、まるで鉋(かんな)掛けの作業とおなじだよね。それでかんなと呼んだのか、かんな流しの作業を大工のかんなに持ち込んだのか、後先、どっちだろうね。
桑田集落の最後の集落で、道幅の広い道が市道、黒滝峠か、塩貝峠かの黒滝に向かっていく市道なんだよ。国道は集落の中を抜けて山の中へと進んでいく。
電柱電線は釣り場のところまで来ていて、この先が、冬季通行止め、2トン以上通行不能、えらく狭い道になる。
最初、積載量禁止だと思っていたが、そうではないな、長尺のトラックはカーブが曲がれないのだ。2台ほど自動車と出会ったが、1台は営林署のバン、もう1台は農家の1トントラックだった。
二重谷峠の最高点のちょっと手前の風景、峠の両斜面を切り下げても道幅はこれだけしか取れない。
二重谷峠での記念写真を撮ってからは下り斜面、ここが安芸高田市と北広島町の境界、北広島町の道幅が広いような気がしたが、それは間違い、草刈りを丁寧にしてあるから広く感じるのだ。
千代田町方面直進と案内がある、反対側には国道433号直進、2t車以上通行禁止とある
山向こうの橋上集落で、頭ヶ津古山への取り付き点だと述べたが、山を抜ければここに出るのだ。こっちからでも取り付き点になる。
ここからは道幅も広がって、国道と呼んでもメンツを失うことはない。
国道は右折し、県道は直進する、県道のほうに進んでいく。
千代田インターに関わるコース
2014年_4月23日 三次インターから千代田インターまでを往復
2021年_4月12日 土師ダムから可愛川源流まで
そのまま進んで、壬生の中心地を通り、千代田インターの方向に進んでいく。千代田インターの隣に道の駅がある、舞ロードIC千代田、屋上に太鼓が載せてあって目印になる。
引き返そう。可愛川を渡って、中国縦貫道の高架下を通り、県道5号線から県道321号線に移っていく。安芸高田市美土里町の方向へ進んでいくのだ。
道はぐるっと湾曲しながら進んでいく。とてもじゃないが、何度も自転車から下りて息を整えなきゃもたない。休むことなくいっぺんに登れた、だと。あんたはエライ。そんな人とはお友達にはなれない。
中国道の下を潜る。中国道は山の鞍部を進んでいく。県道はトンネルへ入っていく。トンネルの手前に北広島町と安芸高田市の境がある。
トンネルの手前で左折する。県道を離れて市道に入っていくのだ。なぜならば、わたしはトンネルが嫌いだから、トンネルよりも坂道を選ぶほうだよ。
2015年_3月_4日 火神城山、低山だが迷う山
2019年_1月21日 火神城山、低山だが迷う山2
谷から火神城山に登ったことがある。道からすぐだし、簡単そうに見えるでしょ、なかなか、登山路を探すのにそれなりに手ごわい山だったよ。
坂道を漕いで登って、ここが塩瀬峠の最高地点なのだ。高速道路を跨ぐ猴草橋がある。何と読むんだろう。林道、山仕事の橋なのだろうね。
坂道を降りて、再び県道と一緒になる。
2018年_4月19日 安芸高田の津々羅山、無名だが登り易い山
2018年_3月18日 小津古山、取り付き地点を間違える
2018年_3月29日 小津古山2、今度はちゃんと
この道のそこあそこから、津々羅山、小津古山に登ったことがある。取り付き点はおおむねあそこだと分かるんですよ、肝心の山がね、どの山だったか山の姿を覚えていない。どれもよく似ているからね。
美土里町の支所まで帰ってきた。駐車場がガラガラ空き空きなんだよ。市役所本庁に集約して支所で扱う件数が激減したからだろうね。
けしからん、と言っているんじゃないよ。仕事の効率の問題で、これでよろしい、と認めているのだよ。
ここから先は何度も通った道で迷うことはない。高田インター(西)の信号交差点まで帰ってきた。
ここからは大型トラックに気を付けなければいけない。さて、帰ってきたぞ。道の駅北の関宿。
北の国道がもっと傾斜がハードなのだろうと思っていた。案外、そうでもなかったぞ。きつかったのは南の県道、いやもぅ、なかなかのもんです。

 

標高 隣との標高差 出発からの距離 隣との距離差 区間の勾配
道の駅北の関宿 276m
黒滝峠or塩貝峠 406m 130m 9894m 9824m 130/9824=1.3%
国道433号線合流 340m 66m 12169m 2275m 66/2275=2.9%
二重谷峠 478m 138m 18454m 6285m 138/6285=2.2%
国道と離れる 300m 178m 23177m 4723m 178/4723=3.8%
美土里への分岐 262m 28m 33134m 9957m 28/9957=0.4%
塩瀬峠 436m 174m 36429m 3295m 174/3295=5.3%
道の駅北の関宿 276m 160m 47744m 11315m 160/11315=1.4%

 

道の駅北の関宿 黒滝峠or塩貝峠 国道433号線に合流 国道は狭い山道を行く

二重谷峠 北広島町との境界 国道を離れる 道の駅舞ロードIC千代田
美土里への道 安芸高田市との境界 塩瀬峠 美土里支所
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