甲奴町から世羅町甲山、円を描いて帰る

2019年_4月_4日

甲奴支所から、世羅町甲山、時計回りで帰る

 

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前回、甲奴から三次市の境界を越えて世羅町に入り、帰って来たのですが、距離も短い、時間も短い、不完全燃焼だなぁ。もうちょっと足を延ばしてみよう。
前回と同様に、三次市役所甲奴支所の駐車場に車を停める。前回は、西に向かったのだが、今日は南に向かう。
県道と上下川の間には歩道がなく、小学生は事故の危険に曝されている。川向うに通学路が設置してある。ここなら自動車に接触することもない。柵が設けてあって川に落ちないように配慮してある。
もう通学の時間帯ではないから、自転車が通っても差し支えないだろう。
川沿いに、1キロまではないかな、800メートルほどもある。小童ひち川の川岸を舗装して通学路に仕立ててあるのだ。
須佐神社の前を通って、小童ひちの集落を通り抜けて、途中省略、先を急ぐね、頼藤の集落から尾道道の橋が見えてくる。橋脚も細い、橋梁も細い、あれで地震にも耐えるというから驚きだよね。
登り坂をせっせせっせと漕いで行くのだが、そんなに苦しい坂道ではない。ここが峠の頂上、紫峠と名があるのだそうな。石標があって、これがそう、紫峠、一里塚跡とある
下り坂をだいぶ進んで、世羅町との境界になる。自然の境界からだいぶ押し込んできているよね。中世の頃、当時の地頭なり国人領主が押し寄せて勢力を拡大したからだと思うよ。
国人領主が次々と地域の大名の家臣に組み込まれるにつれ、紛争中の境界は確定した境界にならざるを得ない。騒乱の中世から安定の近世に変化して行くわけです。
山田川ダムへの分岐に差し掛かる。前回は、品から自治体の境界を越えて、山田川ダムを経て戻って行ったのだ。
高山が見えてくる。高山という名前の山なんですよ。おむすびのような三角山で、高山、新山、早山ヶ城、これを世羅三山と名付けて世羅を代表する山に任命しております。だれが?ええ、ええ、わたしが。
その高山の麓の高山集落、峠の上まで民家がある、琴比良神社の祠がある。ここから一挙に世羅台地から下に下って行くのだよ。
下り切ったところが国道432号線、小草交差点のところに出てくる。峠からここまでが町道で、県道よりはるかに道路の規格が上等なのだ。県道より立派な町道・市道というのはなんぼでもあります。
ここから道の駅世羅まではすぐそこで、割と繁盛している道の駅なんですよ。
ここで昼食にするには早すぎる、そこそこにして退散し、甲山の街へ向かう。
自転車だから裏通りを行く。自動車で生活道路に入って行くのは遠慮があるでしょ、自転車なら狭い道路でもずいずいと乗り込んで行ける。
甲山の街だから今高野山の門前までは行くとする。参道を行くのは止めておこうかね。引き返して高野橋を渡る。
庄原市高野山は、たかのやま、世羅町高野山は、こうやさん、地域が違えば、読み方も変わるんだよ。だから、この高野橋はこうやばし。それでええよね。
甲山の街で、国道432号線と国道184号線が交差している。これからは国道184号線に沿って進むのだが、国道沿いの道は、自転車にはせわしくていけない。
世羅中央病院から北へ向かう路地裏の道がある。そっちを行こうよ。自動車がそんなに行き交う道ではないからね。
いつまでも裏道を行くわけにもいかない。いずれは国道に合流する。
茶店、うどんやがあって、駐車場を広く取ってある。以前は果物などの土産を売っていたのだが、今は、うどん、そばの店に変身しているみたい。
ここから国道に沿って進むのはやめよう。旧来の古い道を行こう。バス・トラックに脅えながら進むより、のどかな道を進んだ方が精神衛生にええよね。
あれぇ、通行止めになっている。去年の水害で道が抜けたのだ。幸い、今日は工事していない。自転車が通れる程度の余裕はある。黙って内緒で抜けてしまおう。
この先に、国道184号線と世羅広域農道が立体交差しているところがある。今までは国道と並行に来たが、この先で国道に合流する。
国道184号線を行くのはわずかな距離、昼ヶ草ひるがそうバス停の近所で道は分岐する。国道から離れて町道を行くのだ。
県道に出合って、右か左か、考えて、ここは右に向かうのだ。こうぬ→と看板がある。県道56号線に出会ったのだ。左に行けば、また国道に戻るのだ。
山を崩して土を掘りだしているところがある。真砂土なのだ。山崩れのニュースでNHKは「まさど」と言っていた。広島県界隈では「まさつち」と言うよ。「まさど」と言われてもピンと来ないよねぇ。
真砂土を大量に掘り出しているが、生コンの骨材には使えないだろう。道路工事の敷き土に使うのかしらね。山を崩すほど大量に真砂土の需要があるのが信じられないのだがね。
ここが、前回の甲奴・世羅境界の自転車で、品から赤根集落に出て、山裾から抜け出したところ、この先には覚えがあります。
すぐに反田集落で道は分岐する。ここは旧道での分岐、この先に新道での分岐がある。
峠でもない、谷の隘路でもない、ごく普通のところに境界がある。これより、憧れの里、三次市甲奴町小童ひちです。と看板がある。憧れの里とぬけぬけと言い放つところがすごいよね。
この境界も、地頭なり国人領主なりが勢力拡大した証拠だと思うよ。
ここからはゆるゆるとした下り坂で、再び尾道道の橋梁が見えてきた。
朝に来た道に合流して、谷の中央を下って行く。
須佐神社の前に、神社のすぐ下を通る旧道がある。そこを通って行こうね。
出発地点が近付いてきた。小学校児童の通学路を自転車で走る。トラック・バスにおびえることなく走れるのはええね。今は小学校は春休みだから気兼ねなく走れる。
三次市役所甲奴支所まで帰って来たぞ。今回は、ちょっとは足が伸びて、まぁ満足の自転車の走りでした。
三次市役所甲奴支所 頼藤集落から尾道道を 紫峠 世羅町境界
高山集落 道の駅世羅 今高野山 世羅広域農道と交差する
バス停昼ヶ草近辺 品・赤根への道 甲奴町小童との境界 甲奴の学童通学路
参考、関連のコース
2008年11月17日 三次市、南の半分 その2
2009年_1月28日 宇根山、自転車で登山
2009年11月_6日 世羅高原ふれあいロード(世羅広域農道)
2010年_4月19日 旧甲奴郡(総領町、上下町、甲奴町)
2012年_1月16日 世羅郡世羅町、自転車で一周
2012年_7月31日 福塩線、塩町駅から甲奴駅、往復
2014年_3月_1日 芦田川上流部、八田原ダム、三川ダム、甲山、その3
2014年_3月11日 芦田川源流部、甲山から源流へ、その4
2014年_9月12日 石見銀山街道、宇賀(甲奴)~甲山(世羅)
2014年_9月21日 石見銀山街道、甲山(世羅)~御調(尾道)
2017年_5月23日 三良坂から世羅町、往復
2017年10月_9日 世羅郡世羅町、目谷ダムから京丸ダム
2019年_1月30日 福塩線、塩町駅から上下駅、往復
2019年_3月20日 三次市甲奴町から世羅町、宇賀、品、山田川ダム、小童
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